本講の目的
  • 情報倫理講習の内容を理解する
  • 情報処理教室の使い方を理解する
  • タイピング練習に取り組む

情報倫理講習

本学のコンピュータネットワークシステム(教育研究用情報システム)を使うためには、情報倫理講習を受講する必要があります。

授業ガイダンス

この授業のテーマ、目標、計画・内容などについては、必ずシラバスおよび履修の手引を参照してください。

受講上の注意

この授業を受講するにあたり、以下の点に注意してください。

成績評価方法

この授業の成績は、以下の観点に基づいて評価します。

教材

このコースウェアは、本授業の共通教材として利用します。

また、アプリケーションは以下のものを用います。教室によってオペレーティングシステムなどに違いがありますが、基本操作に大きな差はありません。 このコースウェアでは、一般的な Windows 環境に基づいて解説します。

Windows環境: 1号館320・330・340・350教室

Mac環境: 1号館320教室

情報処理教室のシステムと利用方法

情報処理教室のシステムについて、簡単に説明します。

1号館3階にある320室・330室・340室・350室の4つの教室をまとめて「情報処理教室」と呼びます。この教室は、情報リテラシーなどの授業で利用されるほか、授業が行われていない時間帯には自習のために自由に利用することができます。 また、授業などで情報処理教室が利用できない場合に、自習をするための教室として情報処理施設1階に情報処理自習室(115室)があります。 さらに、パソコンを持ち込むことができる1号館3階の306室や、団体での会議・勉強会等の利用を目的とした305室があります(ノートパソコンの貸し出しも行っています)。

320室は Mac 環境となっています。設置されているパソコンが Mac mini なので、macOS が起動します。 しかし、bootcamp により Windows 環境を利用することができます。

330室・340室・350室、および115室・貸出ノートパソコンは Windows 環境となっています。

これらのパソコンごとの違いやインストールされているアプリケーションなど、教室ごとの環境の違いなどについては、以下のウェブサイトを参考にしてください。

なお、情報処理教室では、使用している端末だけでなく、オペレーティングシステム(OS)の種類に関係なく同じ作業をすることができます。 たとえば、Windows 環境で作成してマイドキュメントに保存したデータを Mac 環境から開く、あるいはその逆の操作ができます。

自習のために開放されている教室は、いつも同じとは限りません。しかし、どの教室でも同じ作業ができることを知っておいてください。

教室パソコンの利用方法

教室のパソコンを使用する際は、サインインをしなければなりません。 ここでは、Windows10 環境を使用する際の基本操作、サインイン・サインアウトの方法について説明します。 Mac 環境の場合は、再起動を行い、 Windows を起動してから利用してください。

サインインとサインアウト

① パソコンの電源がオンになっていることを確認してください。任意のキーを押すとモニタに下の画像のようなサインイン画面が表示されます。

サインイン画面

② ユーザー名やパスワードを入力し、[OK]をクリックします。

  1. "ユーザー名": 大学の教育研究用システムを利用する際のユーザー名を入力します。"u"+"学修番号下7桁"(学修番号が12345678ならば、ユーザー名はu2345678)になります。
  2. "パスワード": 入学時の書類に記入して提出したものです(アルファベット4文字、数字4文字)。
  3. "サインイン先": "SPCTMU"となっていることを確認してください。

③ Windowsにサインインすると、このような画面(デスクトップ)になります。左上にあるマイドキュメントのアイコンをダブルクリックして開いてみましょう。

デスクトップ

マイドキュメントは、パソコンを使って皆さんが作成したデータを保存しておく場所です。 情報処理教室を含む南大沢キャンパスの環境では、ひとり1GBまで使用することができます。 この容量を超えると、パソコンが使えなくなってしまう場合があります。不要なファイルは、USBメモリなどにバックアップを取った後で削除するなど、各自で整理するようにしてください。

④ 続いて、コンピュータからJドライブ(jyugyo)を開いてみましょう。この中には授業用のフォルダが入っています。授業で使用するデータの閲覧や、課題提出時に利用する場合があります。

⑤ 最後に、画面左下の Windows ロゴのボタンをクリックしてメニューを表示し、人型のアイコンをクリックして[サインアウト]を選びます。

サインアウト

⑥ これでパソコンはサインアウトされた状態になり、あなたが使い始める前の画面に戻ります。教室でパソコンを使用した後は、必ずサインアウトするようにしてください。

ファイル保存に関する注意

ここでは、Windows環境(Windows10)に基づいて説明しています。教室によって、端末にインストールされているオペレーティングシステムが違い、実際の表示画面が説明画像と異なる場合があることに注意してください。

情報処理教室では、"マイドキュメント" のデータは端末ではなくファイルサーバに保存されるような設定になっています。 そのため、どの端末からサインインしてもすべて同じ"マイドキュメント"に繋がり、どの端末からでも続きの作業を行うことができます。

また、Windows環境では、デスクトップに保存されたファイルがサインアウト時に消去される設定になっています。ファイルを保存するときは、必ずマイドキュメントに保存するよう習慣をつけましょう。

パスワードの変更

学生の場合、パスワード変更の操作が以下のPDFファイルに示されていますので、手順に従って変更してください。 なお、パスワードの有効期限は180日です。パスワードの失効に注意してください。

2019年度から東京都立大学教育研究用情報システム利用要綱第28条が変更となり、パスワードの有効期限が撤廃されることになりました。 新しい規則に沿うように各システムの変更を順次行っていますが、時間を要するものがあります。パスワードの有効期限が有効になっているシステムでは失効する前にパスワードの変更をお願いします。


アプリケーションの起動と終了

アプリケーションの起動

アプリケーションとは、ある目的のために作られたソフトウェアです。パソコンで作業をする時には、その目的にあったアプリケーションを使用します。 ここでは、Windows10環境を使用する際のアプリケーションの起動と終了の方法について説明します。 ここでは、例として"メモ帳"を使用します。右下の Windows ロゴのボタンをクリックしてメニューを開き、[Windowsアクセサリ]-[メモ帳]をクリックします。

メモ帳の起動

パソコンにアプリケーションをインストールすると、基本的にはメニューに登録されます。 そのため、アプリケーションを利用するときはメニューからたどって起動します。

アプリケーションの終了

アプリケーションを終了する際には、以下の2通りの方法があります。いずれの方法でもかまいません。

アプリケーションを使用してデータを作成した際には、終了する前に忘れずに保存してください。

印刷

情報処理教室にはモノクロレーザープリンタが設置されています。 開放利用時間中に、ひとり1日20枚まで資料やレポート課題などを印刷することができます。

教材や参考資料の参照方法

授業の教材や参考資料は kibaco から閲覧できます。 教員によって異なりますが、課題提出に関する情報(内容、提出期限など)や授業の実施方法、その他のさまざまな連絡を掲載することもあります。 次回以降は、教室に来たら授業開始前までにサインインし、時間があるときに以下のサイトを通読しておきましょう。

情報処理教室に関するウェブページは、学外(たとえば自宅など)からアクセスすることができます。 また、本学のネットワークやシステムに関するさまざまな情報は、TMUNERに掲載されています。こまめにチェックするようにしてください。

タイピング練習

みなさんがパソコンを利用するとき、文字を入力する、特に日本語を入力する機会がとても多いと思います。ここでは、タイピングの練習について説明します。 日本語入力の方法については、以下のページを参照してください。

テキストエディタの選択

Windows 環境では以下のテキストエディタが利用可能です。 テキストエディタとは、テキスト(各種の漢字コード、ASCIIコードなど)のみがデータとして入力されている(あるいは入力しようとしている)ファイルを編集するものです。 たとえば、ワードプロセッサなどによって作られるファイルにはテキスト以外にさまざまな付加情報が含まれているため、テキストファイルではありません。

メモ帳
Windowsに標準で付属するテキストエディタ。notepad と呼ばれることもある。

秀丸
サイトー企画製のシェアウェア。メモ帳よりも高機能なテキストエディタ。

タイピング練習サイト

無料で利用できるWebサイトを活用して、タイピング練習をしてみましょう。

練習問題

上のエディタのいずれかひとつを用いて日本語入力実習をします。 指示に従い(あるいは自分が気に入った)エディタを起動し、そのエディタを使って以下の問題1〜4を入力してみましょう。 それぞれ350字前後ですが、10分を目安に取り組んでみましょう。

例文ごとに別のファイルに保存しましょう。 もし、教員が提出を求めた場合は、他の人のファイルと区別がつくよう、例文の前に自分の学修番号氏名を入力しておきましょう。


課題

  1. 次のような場合、あなたならどう答えますか。理由とともに、返答例を述べてみましょう。
    1. チューターから、課題管理のためにパスワードを教えてほしいと言われた
    2. 担当教員から、課題管理のためにパスワードを教えてほしいと言われた
  2. 授業終了後、利用した端末をサインアウトしないで帰宅した場合、どのような危険があるでしょうか。理由とともに、あなたの考えを述べてみましょう。
  3. 次の言葉をローマ字入力してみましょう。

    1. ウォッシュレット
    2. ヴァイオリン
    3. 鼻血
    4. 戦々恐々
    5. 情報リテラシー実践
  4. 次の文章をローマ字入力して、漢字に変換してみましょう。

    1. きしゃのきしゃはきしゃできしゃした (貴社の記者は汽車で帰社した)
    2. みんなはしってた (みんな走ってた / みんなは知ってた)
  5. 無料で利用できるタイピング練習サイトを活用して、キーボード入力の練習をしてみましょう。

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参考リンク

学内サイト

学外サイト

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