本講の目的
  • HTMLの基本的な構造や書き方の理解

HTMLの基本知識

HTMLとは

HTMLとは、Hyper Text Markup Languageの略で、主にホームページを作る際に利用する言語です。 このテキストも、HTMLで書かれています。

また、HTMLはテキストファイルであるため、通常はテキストエディタを用いて編集します。 DreamweaverなどのWebページを作成するためのソフトや、Microsoft Wordでも作成する事が出来ます。

ここでは、テキストエディタを用いて作成することにします。

HTMLの書き方(1)

基本的な書き方

まず、以下のコードを適当なエディタを使って作成してみましょう。

打ち終わったら、myhomepage.html として保存しましょう。

myhomepage.html

それでは、今作成したファイルを適当なブラウザで開いてみましょう。

HTMLは、タグと呼ばれる目印で文章を構成していきます。 例えば、<html><title> などがタグです。

タグには例えば以下のような決まりがあります。

例えば、<html> には </html> が、<title></title> が対応しています。

titleタグで囲まれた「はじめてのホームページ作成」という文章が、ブラウザのタイトルに表示されています。 このように、タグで囲まれた文章に、タグのスタイルを適用することができます。

つまり、開始タグと終了タグをきちんと書かないと、どこまでそのタグのスタイルを適用していいかわからなくなり、エラーの原因となります。

HTMLの基本的な構造

HTMLには大きく分けて2つの部分から成り立っています。それがheadとbodyです。

headは文章のタイトルなど、文章自身の情報を書く部分です。bodyは文章の本体となります。

また、文章全体を <html> タグで囲みます。

HTMLはタグによるツリー構造をしています。

HTMLの書き方(2)

タイトルと見出し

先ほど作ったファイルを、以下のように編集してみましょう。

このようにして、見出しをつけることができます。

このテキストも、h1、h2、h3が使われています。

見出し

<h1> </h1>

タイトル

タイトルとは、ブラウザのタイトルバーにつく名前のことです。

<title> </title>

段落と改行

先ほど作ったファイルを、以下のように編集してみましょう。

このようにして、段落と改行を行うことができます。

このコードの13行目を見ても分かるように、ソースコード中の空白や改行は本文には反映されません。

段落

<p> </p>

改行

<br />

改行は同じ内容だけれども、1行で書くと見にくい時などに使うと良いでしょう。

ただ単に <br> と書いてもエラーは起きませんが、XHTML1.0以降では <br /> あるいは <br></br> と書くことが推奨されています。

箇条書き

先ほど作ったファイルを、以下のように編集してみましょう。

myhomepage.html

このように、箇条書きを行う事も出来ます。

<ul>
<li> </li>
<li> </li>
</ul>

また、番号付きの箇条書きを行う事も出来ます。

<ol>
<li> </li>
<li> </li>
</ol>

ハイパーリンク

次に、HTMLの特徴とも言える、リンクを作成してみましょう。

先ほど作ったファイルを、以下のように編集してみましょう。

myhomepage.html

このようにしてハイパーリンクを行うことができます。

<a href="リンク先のURL"> </a>

同じディレクトリのファイルを参照する場合は、ファイル名のみをリンク先に指定します。

画像の貼り付け

今回は次の画像を使用します。 画像を右クリックして「名前を付けて画像を保存」をしておきましょう。 名前は img.jpg としてください。

先ほど作ったファイルを、以下のように編集してみましょう。

myhomepage.html

このようにして画像を貼りつけることができます。

<img src="画像ファイルのURL" />

これもハイパーリンクと同様に、同じディレクトリの画像を張り付ける場合は、ファイル名のみを書きます。

課題

HTMLを用いて、自己紹介のページを作成してみましょう。

参考リンク

学内サイト

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