本講の目的
  • プレゼンテーションの実演

プレゼンテーションを行う前に

ここでは簡単に、一般的なプレゼンテーションを行うときに注意すべきことをいくつか挙げておきます。 参考にしてください。

伝えたいことを明確にする

プレゼンテーションを行う上で、最も重要かつ基本的なことです。

最も理解してもらいたいこと、自分の伝えたいことをしっかり把握しているかどうかはとても重要な要素です。 自分の中で言いたいことがまとまっていなければ、相手に伝わることはありません。

聞き手にあわせる

同じ内容のプレゼンテーションでも、聞き手の立場やプロフィールにあわせてスタイルを変えることも必要になります。

聞き手が何を求めているかを考え、よく把握しておくことで、プレゼンテーションの方向性が見えてきます。 言葉遣いや発音に注意し、緩急をつけて話すことも大切です。

効果的な資料や道具を使う

プレゼンテーションには様々な形式があり、使う道具も様々です。

表示するスライドそのものを利用して、特に伝えたいこと、強調したいことがあれば視覚に訴えるといいでしょう。

PowerPointでスライドを作成する場合、図や図形、文字色、アニメーションを効果的に用いることで、より相手に発表の意図が伝わりやすくなります。 しかし、使いすぎは厳禁です。 アニメーション等の使用頻度が高すぎると、スライドがかえって見えにくいどころか、発表者が何を言いたいのかわからなくなってしまうことがあります。

作成したスライドや発表を事前に他の人に見てもらう

第三者の視点が入ることでよりよいプレゼンテーションを行うことができます。

できるだけ本番に近い環境を整えて練習をすることが望ましいですが、作成したスライドに目を通してもらうだけでもプレゼンテーションの完成度を上げることができます。

確認をする人は、発表者(スライドの作成者)の意図を理解することができるか、適切な効果を用いているか、見づらいスライドはないか、といった点に気をつけてアドバイスをするとよいでしょう。

課題

1人5分程度の発表時間で、実際にプレゼンテーションをしてみましょう。 進め方については、それぞれの担当教員の指示に従ってください。

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