練習で使ったデータは必ず保存するようにしましょう。
例文(講習会のお知らせ)を新規書類として作成しましょう。完成版はこのようになります。前と同じく、まずは文章のみを入力し、その後で書式設定や表の挿入を行います。なお、◇の記号は箇条書きで設定するので入力する必要はありません。
まずはここまで完成させましょう。
handbill.docx
という名前で保存してください。
この初期原稿にフォント、文字スタイル、文字配置を設定します。
以下のように設定してください。
ここまでのできあがりです。
以下の図がセル、行、列の概念を表しています。それぞれ特定のセル、行、列を選択した状態になっています。それぞれの選択の仕方は実習で学びます。
この表は、 3 個の行と 4 個の列からできています。このような表は 3 × 4 表と呼ばれます。この他にも 5 個の行と 2 個の列からできている表は 5 × 2 表、m個の行とn個の列からできている表をm × n 表と呼びます。
このように左上のマーカーにカーソルを近づけると、カーソルの形状が変わります。その状態でクリックすると、表全体を選択することができます。また、ドラッグアンドドロップすると、移動させることもできます。
以下のような表を作り込み、"◇"で始まる箇条書き部分の前に入れましょう。
以下の手順で作成していきます。
10行目"◇主催:東京都立大学"の直前に表を挿入します。空の行を作ってください。直前の行の最後の位置("~学んでいきます。"の後)で改行します。また新しくできた行は前の行の左、右インデントの設定を継承しているので、[ホーム] リボン - [段落] の詳細のパネルから通常の設定に戻します。
今回作る表は列ごとに行の数が違うという表です。作り方は数パターンありますが、今回は5 × 4表から作成します。なお、以降の操作では表の中のセルを( 4 行目, 4列目)=(4,4)というように座標で表現していきます。
① [挿入]リボン - をクリックします。
② 8 × 10 のセルが表示されました。その中から必要なセル数を選択します。縦に 5 つ、横に 4 つ、"表(5 行 × 4列)"になるようにカーソルを移動し、クリックします。
5 × 4 の表が作成されました。
以上の操作によって空の表をつくることができました。
まず、加工する必要のないセルに文字を入れていきます。以下のように仕上げてください。3 列目("テーマ"の列)のセルはそれぞれ 1 行目に改行を入れ、 2 行目のインデントを1文字下げました。
1 列目("回"の列)の 2 - 5 行目を縦分割します。
① 該当となるセル(2,1)から(5,1)までを選択します。セルの左上端にカーソルを移動させると、カーソルが黒矢印に変わるので、その状態で左クリックするとセルを選択することができます。
② [レイアウト]リボン - をクリックします。
③ 列数を2
、行数を4
と入力 - [OK]をクリックします。
セルを分割することができました。
分割によって作成された新 1 列目の 2 - 3 行と 4 - 5 行及び、最終列の 2 - 5 行を 1 セルとして結合します。
まず、新 1 列目の 2 - 3 行を結合します。
① 結合すべきセル(2,1)、(3,1)を選択します。
② [レイアウト]リボン - をクリックします。
同様に新 1 列目の 4 - 5 行及び、最終列の 2 - 5 行を結合してください。
加工したセルにそれぞれ文字を入力します。
"初級編"、"中級編"の文字を縦書きにします。通常の文章と同じように選択 - [レイアウト]リボン - をクリックします。
縦の罫線にカーソルをあわせると、カーソルの形が変わるので、その状態でドラッグすると幅を変えることができます。
設定をするセルを選択 - [レイアウト]リボン - "配置"パネルから適当な配置を選びます。
以下のようにします。
最後に表全体を中央揃えにします。 表全体を選択 - [ホーム]リボン - "段落"タブから中央揃えを選択することで、文章と同じように設定できます。
完成版はこのようになります。
Microsoft Wordでは、文書に画像などを挿入することができます。
このページにある画像を挿入してみましょう。そのために、まず画像を自分のマイドキュメントに保存しましょう。画像の上で右クリックし、適切な場所に保存してください。
この他にも、クリップアートのように元々用意された画像を使うこともできます。
Microsoft Wordでは、さまざまな図を描くことができます。
[挿入]リボン - [図形]を押すと、様々な図形が用意されています。
これらの中から選択することによって、簡単に図形を文書の中に描くことができます。
① [挿入]リボン - をクリックします。
② をクリックします。
③ 直線を描き始めたい点からドラッグして線を引き、直線を終わらせたい点でドロップします。
線の色や太さ、線の種類などを変更することができます。
設定を変更したい線を選択 - [書式]リボン - をクリックします。
各項目について、設定を行ってください。
についても直線と同様にして描くことができます。試してみましょう。
Microsoft Wordでは、直線の他にも様々な図形や文字を描くことができます。
MicrosoftWordの図形描写の機能等を用いて、本学構内図を作成してみましょう。さらに、学内の簡単な案内や説明を加えてみましょう。形式は自由です。
以下のものを参考にしても良いです。