練習で使ったデータは必ず保存するようにしましょう。
本学はウェブメールシステム「Active!mail」を導入しているため、「Microsoft Edge」などのウェブブラウザがあればどこからでも電子メールを読み書きすることができます。 Active!mailでは、利用を開始するためにログインし、利用を終了するためにログアウトします。
TMUNERにアクセスし、左のメニューから "Webメール(教員)" リンクをクリックします。
ログイン画面が表示されますので、ユーザIDおよびパスワードを入力し、[ログイン] ボタンをクリックします。 Active!mailにログインするためのユーザIDとパスワードは、教室パソコンの利用方法で説明されている「ユーザー名」と「パスワード」に同じです。
ログインすると、次のようなメールホーム画面が表示されます。 メールを読むときは、画面上部のメール受信タブをクリックして、メール受信画面へ移動します。
メール受信画面には、受信したメールが一覧で表示されます。メール本文を読むときは、件名をクリックします。
新規にメールを作成し送信するときは、画面上部のメール作成タブをクリックして、メール作成画面を表示します。 宛先、件名、本文などそれぞれ必要な項目を入力します。画面下部の [送信] ボタンをクリックするとメールが送信されます。
利用を終える場合は、画面右上の [ログアウト] ボタンをクリックします。
TMUプレミアム・カレッジでは、カレッジ生のメールアドレスは、ユーザー名(ユーザID)を用いて、"pcXXXtmu@tmu.ac.jp"に設定されています。 メールアドレスに含まれている"@tmu.ac.jp"という文字列は、東京都立大学の関係者であることを示しています。 この"@tmu.ac.jp"を含むアドレスを使って電子メールを送受信できるのは東京都立大学の関係者だけです。 したがって、みなさんがこのアドレスから電子メールを送信すると、受信者には「送信者が東京都立大学の関係者である」ことがわかります。 つまり、大学のメールアドレスは身元が保証されているのです。 このような保証は、みなさんが個人で使うパソコンのメールアドレスや携帯のメールアドレスでは得られないものです。 身元が保証されると同時に身元が特定されることを十分に理解して、大学のメールアドレスを適切に利用してください。
また、教員や事務から必要な連絡が電子メールで届く場合もあるので、在学中は大学のメールアドレス宛のメールを頻繁に確認するようにしてください。 電子メールを確認しないでいると、連絡を見落とすだけでなく、サーバに大量のメールが溜まり、大学のシステムに重大な影響も及ぼすので注意してください。
本学のウェブメールは、インターネットにつながっていれば大学以外の場所(自宅など)からでも、パソコンやスマートフォンなどのウェブブラウザアプリケーションを用いて利用することができます。 また、自宅で利用しているパソコンのメールアプリケーションやスマートフォンのメールアプリケーションで読み書きしたり、自分が主として利用しているメールアドレスに転送するように設定することもできます。 自分にとって使いやすい方法で電子メールをこまめに確認して、大学のメールアドレスを有効に活用してください。
電子メールはとても重要な連絡手段となっています。 大学においても、教育・学習、研究や課外活動に限らず、様々な用途で電子メールが使われています。
そのため、電子メールの使い方を身につけるだけではなく、正しいマナーで使うことが求められています。 電子メールに関して決められたルールというものはありませんが、マナーとして重要になるポイントをいくつか紹介します。
宛名や署名は、手紙を送るときにも書くように、電子メールを送るときにも必要です。 受信者が、送信者のメールアドレスを把握しているとは限りません。 突然見ず知らずのメールアドレスから電子メールが届いたら混乱してしまいますが、宛名や署名があればその混乱を防ぐことができます。
また、電子メールを送ることは簡単ですが、それは反面間違いを犯しやすく、またその間違いに気がつきにくいということも意味します。 宛名や署名を書いておけば、間違った相手に送ってしまった場合にも、送られた相手は「この電子メールは自分宛のものではない」と気がつくことができるでしょう。
このように、宛名や署名を付けることは色々とメリットがあるので、必ずメールの本文には誰から(送信者の署名)誰に(受信者の宛名)送ったものなのかを書く習慣を身に付けましょう。
電子メールが普及する一方で、迷惑メール(スパムメール)が問題となっています。 みなさんの携帯電話にも届いたことがあるかもしれませんが、スパムメールは人の目を引くために"はじめまして"、"こんにちは"など誰からでも届き得る件名を使っていることがあります。
すなわち、知らないメールアドレスからこのような件名のメールが届いた場合、スパムメールと疑われて削除されてしまう可能性があるわけです。 特に、初めて電子メールを送る相手にはこのような件名を使わず、自分の名前を入れたり、あるいは本文の内容がわかるような件名をつけたりするように心がけましょう。
電子メールではファイルを添付し、文章とともに送ることができます。 しかし、大きいサイズの添付ファイルは相手のメールボックスを圧迫することになります。 メールボックスがいっぱいになると電子メールを受信できなくなってしまうため、相手に迷惑をかけてしまうことにつながります。 また、コンピュータウィルスが電子メールに添付されて感染していくケースも多く見受けられます。
これらの理由から、必要以上にファイルを電子メールに添付することは避けましょう。 特に、サイズの大きなファイル(メガバイト単位のデータ)については、電子メールに添付して送ってよいかを相手に確認してから添付・送信するようにしましょう。
また、メールマガジンやダイレクトメールなどに多く見られますが、背景や画像がついた"HTMLメール"と呼ばれる種類の電子メールがあります。 HTMLメールは一見華やかですが、用件以外の余分なデータがつくことになり、相手が迷惑に感じることもあります。 またHTMLメールの場合、メールを開くと同時に添付されていたコンピュータウィルスに感染してしまうケースもあります。 これらの理由から、必要以上にHTMLメールを送信することは避けましょう。
このほか、インターネットを利用する上で知っておいた方がよいことがまとめられているサイトも多くありますので、ぜひ読んでみてください。
1990年代後半からウェブ(ワールド・ワイド・ウェブ、World Wide Web、WWW、Web)は爆発的な勢いで拡大していき、ウェブで提供される情報も膨大な量となっていきました。 その大量にある情報の中から必要な情報を抽出するために、「情報検索」の技術が注目されました。
ここからはその情報検索について学び、ウェブブラウザ(ウェブで提供される情報を閲覧するアプリケーション)を実際に利用しながら必要な情報を手に入れるためのスキルを身につけていきましょう。
教室のWindows10 環境では、ウェブブラウザとして「Microsoft Edge」が用意されています。
情報処理教室では、Webブラウザのホーム(起動したときに最初に表示されるウェブページ)がTMUNERに設定されています。 TMUNERには、本学のパソコンの利用方法や、インターネットを利用する際に重要な情報が掲載されています。 更新されたら必ず目を通すようにしましょう。
なお、よく閲覧するウェブページをお気に入りとして登録しておく機能がウェブブラウザに備わっています。 Microsoft Edge ではハブの「お気に入り」でお気に入りを登録などすることができます。 他のウェブブラウザでは名称が違うこともありますが、同様の機能があります。 また、ウェブで提供される情報は日々更新されているため、今閲覧している情報が将来削除されたり、あるいは改変される可能性があります。 ウェブページを自分のパソコンに保存することで、保存した時の情報をいつでも閲覧することができます。
kibacoのログインで説明したとおり、ウェブブラウザでは、自分が閲覧したいウェブページのアドレス(URL、uniform resource locator)を、ウェブブラウザ上部のアドレスバーに直接入力します。
ウェブではさまざまな人が情報を発信しているため、その情報量はとても膨大です。 知りたい情報を提供しているアドレスがわかっている場合はその情報にすぐにたどり着くことができますが、多くの場合は検索機能を使って知りたい情報を探すことが必要となります。 検索はみなさんがインターネットを使う上で日常的に行っていると思いますが、より効率のよい検索ができるよう簡単に説明していきます。
検索機能を提供しているシステムのことを、検索エンジン(サーチエンジン)と呼びます。 現在、広く利用されているのは、Google に代表される全文検索(ロボット)型の検索エンジンです。 ロボットと呼ばれるソフトウェアがさまざまなウェブページから情報を自動的に収集し、データベース化します。 利用者が検索フォームからキーワード検索を行うと、データベースに基づいてすべてのウェブページの情報からキーワードに合致あるいは類似する情報を抽出し、すべて表示します。 長所としては、情報量が多い、データベースの更新頻度が高いことが挙げられます。 その一方で、関係のない情報が結果に含まれることも少なくないという短所もあるため、以下に示す検索テクニックを活用して情報を取捨選択することが重要です。
ウェブ情報検索を含め、様々な検索で使える共通のテクニックというものが少なからず存在します。 演算子等を利用した方法や検索するためのキーワードの選び方などがこれに当たります。 ここからはそういった検索テクニックを見ていきましょう。 演算子等(半角大文字)には次のようなものがあり、検索ボックスにそのまま入力して使います。
演算子等 | 意味 | 例 | 検索結果 |
---|---|---|---|
AND | 両方を含む | 情報 リテラシー (複数の単語を半角スペースで区切る) |
「情報」と「リテラシー」の両方を含む |
OR | いずれかを含む | 情報 OR リテラシー |
「情報」もしくは「リテラシー」のいずれかを含む |
NOT | 含まない | 情報 -リテラシー (単語の前に半角ハイフンを付ける) |
「情報」を含むが「リテラシー」は含まない |
" " | 完全に一致 | "情報リテラシー" |
「情報リテラシー」に完全に一致する文字列を含む |
また、ロボット型の検索エンジンの代表であるGoogleには応用的な機能もあります。 単位換算や簡単な計算、乗換案内など、知りたい情報を提供するウェブページを探す以外の用途にも利用することができます。 また、他の検索エンジンでは、英語名から日本語名を調べたりすることもできます。