授業ガイダンス
授業の目標
この授業では、コンピュータやネットワークシステムに関する知識を習得するとともに、それらを活用して具体的な課題解決に取り組みます。
具体的には、以下の目標に到達できるよう、一歩ずつ着実に授業を進めていきます。
- 情報の収集、分析、判断、編集、発信、共有などにかかわる能力が向上する
- 情報機器を活用し、他者とコミュニケーションをとりながら、主体的に課題解決に取り組めるようになる
受講上の注意
この授業を受講するにあたり、以下の点に注意してください。
- 定刻に開始して、その日の目標まで説明をしたら、残りは実習時間とします
- 授業中には携帯電話の電源を切り、使用しないでください
- 授業中にやむを得ず入室・退室する場合は教員やチューターに一言断るようにしてください
成績評価
以下のA)とB)の観点から、総合的に評価する
A) 確認テスト
- eラーニングシステム「kibaco」を利用する
- 繰り返しの受講を可とし、8割以上の得点を以て合格とする
B) プレゼンテーション
- 最終の発表会について、ルーブリックを活用した採点を行う
授業予定
- ガイダンス、タイピング
- タイピング、文章編集1(文字飾り、箇条書き)
- タイピング、文章編集2(表の作成)
- タイピング、文章編集3(画像の貼付、図形描画)
- タイピング入力テスト、表計算1(セル及びシートの操作、オートフィル機能)
- 表計算2(簡単な数式、絶対参照・相対参照、関数の利用1)
- 表計算3(関数の利用2、ソート、グラフの作成)
- プレゼンテーションの基本
- プレゼンテーションのの実践①
- プレゼンテーションの実践②
教材
授業は、このコースウェアを利用して行います。
本講に関する学習動画
本講の授業内容に関する【説明動画】が1つあります。こちらの動画に加えて、本講で作成するファイルを完成させるために必要なWordの機能について詳細に説明している【操作動画】もあります。操作動画は、その機能について説明している箇所で視聴できます。
注意:大人数が一斉に動画を再生すると動画が再生されないことがあります。時間をずらして視聴してください。
Microsoft Wordの起動
- [スタート] をクリックします
- [すべてのプログラム] - [Microsoft Office] - [Word 2019] をクリックします
文書の作成と保存
文書の作成
新規作成
- Word を起動すると、スタート画面が表示されます。
ここで、新規に文書を作成するか、あるいは既存の文書ファイルを開くかを選びます。
新規に作成する場合は、右側のサムネイルから利用したいテンプレートを選ぶことで、そのテンプレートを適用したファイルが新規作成されます。
既存ファイルを開く場合は"最近使ったファイル"の一覧から選んでクリックするか、"他の文書を開く"でファイルを選択してダブルクリックします。
また既存ファイルの場合は、Windows エクスプローラーで目的のファイルのあるフォルダに移動し、そのアイコンをダブルクリックで開くこともできます。
既存文書のオープン(既に別の文書を開いている場合)
タブをクリックします
- [開く] からファイルを選択して開きます。
文書の保存
全てのアプリケーションに共通することですが、様々なトラブルにより制作途中のデータが失われてしまうことがあります。
それを防ぐためにも、こまめに保存するように心がけましょう。
初めて文書を保存する
タブをクリックします
- [名前を付けて保存] - 保存したいフォルダを参照します
- ファイル名を入力し [Enter] キーもしくは [保存] をクリックします。
保存形式は[名前を付けて保存]のウィンドウで[ファイルの種類]から選択することができます。
もしくは [エクスポート] からファイルの種類の変更をすることも可能です。
- Word 文書(.docx)
- Word 2007 以降で利用できる標準形式で保存します。
- Word 97-2003 文書(.doc)
- Microsoft Word 97 から Word 2003 までで標準利用されていた形式で保存します。
- OpenDocument テキスト(.odt)
- Microsoft Office 以外のオフィス製品でも利用できる、オフィススイートの共通形式で保存します。
- Word テンプレート
- 作成した文書の書式設定を、再利用できるテンプレート形式で保存します。
- PDF(.pdf)
- PDF形式で保存します。Word がインストールされていない環境でも、PDF に対応するソフトウェアがあれば開くことができます。
既存の文書の変更を保存する
をクリックします
- [上書き保存] をクリックします
あるいは、クイックアクセスツールバーの
をクリックします。
ファイルを閉じる
をクリックします
- [閉じる] をクリックします
開いているファイルを閉じるだけで、Word は終了しません。
Word の終了
ウィンドウ右上の閉じるボタンをクリックします。
タイピング練習
みなさんがパソコンを利用するとき、文字を入力すること、特に日本語を入力するという機会が非常に多いと思います。
ここでは、タイピングの練習をしていきます。
日本語入力の方法については以下のページを参照してください。
Wordの起動と保存
これからタイピング練習を行います。
この練習を通して何処にどのキーがあるのかを覚えていただき、今後のパソコンを利用した活動においてタイピングで躓かないようになることを目標とします。
本講から第5講までの各授業の最初に、Wordを用いてタイピング練習を行います。
上記の「文書の作成」「文書の保存」の手順に沿って、「タイピング練習1」という名前のファイルを作成しましょう。
課題
上記で作成したWordファイルに以下の問題1〜4を入力してください。
これらの問題はそれぞれ350字前後ですが、10分を目安に入力してください(担当教員によって異なります)。
各例文ごとに別のファイルに保存しましょう。
なお、例文を入力しただけでは、他の人のファイルと区別がつきません。
例文を入力する前に、自分の学修番号と氏名を入力しておきましょう。
練習問題
次の言葉をローマ字入力するには、どのように入力すればよいでしょうか。
- ウォッシュレット
- ヴァイオリン
- 鼻血
- 戦々恐々
- 情報リテラシー基礎
次の文章を入力して変換してください。
- きしゃのきしゃはきしゃできしゃした (貴社の記者は汽車で帰社した)
- みんなはしってた (みんな走ってた / みんなは知ってた)
タイピング練習用のWebサイト
無料で利用できるWebサイトを活用して、タイピングの練習をしてみましょう。
- P検 無料タイピング練習[インターネット版]
- 正確な指使いを覚えるためのホームポジション、日本語入力、英語入力などを簡単に練習することができます。
所要時間は、それぞれ1~5分程度です。
- FUJITSU 実践!タッチタイピング
- 基本、実力アップ、チャレンジ検定の3つのコースがあり、単語、短文、長文、数字などの入力を練習することができます。
取り組んだ結果として、入力文字数、ミス入力数、苦手なキーなどが表示されるほか、タイピング技能検定の合格スコアを確認できます。
- e-typing
- ローマ字、英語、かなの3種類の練習モードがあり、それぞれに腕試しレベルチェックがついています。
取り組んだ結果として、入力文字数、ミス入力数、苦手なキーなどが表示され、ミスをした問題をもう一度練習することもできます。