練習で使ったデータは必ず保存するようにしましょう。
本講の授業内容に関する【説明動画】が1つあります。こちらの動画に加えて、本講で作成するファイルを完成させるために必要なWordの機能について詳細に説明している【操作動画】もあります。操作動画は、その機能について説明している箇所で視聴できます。
注意:大人数が一斉に動画を再生すると動画が再生されないことがあります。時間をずらして視聴してください。
第1講:ガイダンス,タイピングの「文書の作成」「文書の保存」の手順に沿って、「タイピング練習2」という名前のファイルを作成しましょう。 このファイルを使って以下の問題1〜4を入力してください。 これらの問題はそれぞれ350字前後ですが、10分を目安に入力してください(担当教員によって異なります)。
各例文ごとに別のファイルに保存しましょう。 なお、例文を入力しただけでは、他の人のファイルと区別がつきません。 例文を入力する前に、自分の学修番号と氏名を入力しておきましょう。
ウィンドウ各部の名称や基本操作は Microsoft Office 2019 の各製品(Word, Excel, PowerPoint など)で共通です。
よく使うコマンドを表示しておくことができます。
初期設定で表示されているアイコンとその機能は以下の通りです。
をクリックすると、表示するアイコンをカスタマイズできます。
ファイルタブには、新規文書の作成、既存文書を開く、保存、印刷など文書ファイルを操作するコマンドが並んでいます。
また、[オプション] で、Word自体のより詳細な設定を行うことができます。
文書を作成していく際によく利用するコマンドを割り当てたボタンが機能ごとにパネルに分類されています。
リボン上部のタブ状になった[ホーム]、[挿入]、[デザイン]、[レイアウト]、[参考資料]、[差し込み文書]、[校閲]、[表示]をクリックすることによって、各機能のパネルに切り替えることができます。 もしくは、カーソルがリボン上にあるときにホイールを回すと、切り替えることができます。
主に文字の装飾、切り貼り、編集など文字に関係したコマンドがあります。
表や図、ヘッダーやフッターなどを挿入します。
ドキュメント全体のテーマや配色、書式などが設定できます。
ページのレイアウト、見やすさを設定します。
目次や脚注など、文書を補助する資料を挿入します。
はがきなど、特殊なレイアウトの文書を作ることができます。
スペルチェックや文字カウント、コメントの挿入などできあがった文書を校正したり、また、訂正した部分の比較などを行うことができます。
Wordの画面での表示の仕方を設定します。
パネルの右下にある を押すと、より詳しく各項目を設定することができます。
また、カーソルを使用したいコマンドの上で静止させると、そのコマンドの説明を見ることができます。
まず、文書の文字の大きさを整えます。
最初の行の "自己紹介カード" を選択(ドラッグ)し、フォントサイズを16
ptに変更します。
同様に、2行目の"氏名"、4行目の"所属"、6行目の"趣味"、10行目の"自己紹介文"を14
ptにします。
さらに3行目の"都立 大"も12
ptに変更します。
Wordでは、その他にも色々なスタイルに文字を変えることができます。
次に、文字の位置を揃えます。通常では両端揃えになっており、左の端から右の端まで改行するまで文章を続けるになります。 レイアウトを考える中で、左揃えや右揃え、中央揃えを効果的に用いると、見やすい書類を作成することができます。 また、左右の余白に応じて文字を均等に振り分ける均等割り付けもあります。
これで、この書類の題名となる"自己紹介カード"が見やすくなりました。
段落番号や箇条書きを用いることで書類の情報をわかりやすく見る人に伝えることができます。 まずは、段落番号を付けてみましょう。
"氏名"、"所属"、"趣味"、"自己紹介文"を選択します。 複数選択するためには、 [Ctrl] キーを押しながら選択します。
をクリックします。
このように、段落番号をつけることができます。 同様にして、趣味の内容を箇条書きにしてみましょう。 箇条書きの記号はデフォルトでは●ですが、カスタマイズすることもできます。
"読書"、"水泳"、"旅行"を選択します。
の横の下向き三角をクリックします。
表示された行頭文字ライブラリの中から好きなものを選ぶことができます。
ライブラリの中にない文字や画像も"新しい行頭文字の定義"を押すことで設定することができます。 段落番号も箇条書きと同じようにカスタマイズすることができます。
インデントを設定することによって、余白をうまく利用することができます。
現在の状態では、項目となる"氏名"や"所属"、"趣味"、"自己紹介文"の番号とそれぞれの内容が同じ高さで表示されてしまっていて、見にくいです。 これらを項目の下につけるために、インデントを用います。
その他、段落の1行目は1字下げ、2行目以降は下げずに文章を続けていくという日本語の特徴的な文法もインデントによって設定することができます。
まず、ルーラーが非表示になっている場合、[表示]リボン の "表示" から □ルーラー のチェックボックスにチェックを入れて、ルーラーを表示しましょう。
インデントにはそれぞれ以下の役割があります。
自己紹介文の内容の1行目が1字下がりました。次に、各項目の内容を下げます。
以下の画像のように内容となる部分を全て選択してください。
左インデントを 2 文字分右に動かします。
これで随分と見やすくなりました。
また、左インデントは [ホーム]リボンの "段落" にある や
でもずらすことができます。
インデントはこの他、段落の詳細設定からより詳しく設定することができます。
[ホーム] リボン - "段落"パネルの右下の をクリックします。
また、ページのレイアウト全体の設定を行うこともできます。
[レイアウト] リボン - "ページ設定"パネルの右下の をクリックします。
1 ページの行数や文字数などを設定することができます。
最後にヘッダーとフッターを設定しましょう。
[挿入] リボン - をクリックします。
[空白] を選択します。
ヘッダーに自分の学修番号と氏名を入力してください。
これでヘッダー部分に学修番号と氏名が設定できました。 ヘッダーやフッターを編集していると、リボンに [ヘッダー/フッター ツール] が表示されます。
次にフッターを設定します。 先ほどと同じ[挿入]リボンからも操作可能ですが、現在表示されている [ヘッダー/フッター ツール] から操作してみることにします。
これでフッターにページ数が入りました。 また[ヘッダーとフッターを閉じる] で通常の編集画面に戻ることができます。
ヘッダーとフッターにはこの他様々な情報を入れることができます。 これでほぼ完成しました。後は、見やすいように微調整してください。
今回作った課題を参考に自分の自己紹介カードを作成してください。ただし、以下の条件は満たすものとします。